ながめる まなざす

  21, 2010 22:36
写伸家

電車に乗って行った先(あ、小石取り出しました。)は、水道橋 アップフィールドギャラリー。
ちょっと前にお知らせした、写真家 山方伸さんの写真展を見に行ってきました!

私が思うところの写真の定義を覆す写真を撮る山方さん。
画を切り取る、と言うのは、排除することではない、と言うこと、
だと言われた気がするのだ、山方さんの写真を見ると。

私は、写真と言うものを、美化する道具だと思っていた。
美しいと思ったものを、そのものだけを、クローズアップ(切り取り、ぼかし)し、
他はなるべく入り込まないように。
何を撮りたいのか、伝えたいのか、分かりやすく。
そういう写真を撮ってきたし、それが写真だと思ってたし、
私の美を感じる対象もそれに沿ったものだったんだと思う。

でも、だんだん思考や志向や嗜好が変わってきたのだと思うんだけど
山方さんの写真がワクワク面白くて仕方ないのです。

山方さんの写真は、全く持って押し付けがましくなく、ともすると、
素通りしてしまうような、何を撮りたいのか分からない、そんな写真です。
分からない人には、全く分からないかもしれない。
私もやっと、最近面白くなってきたばかりだし。
でも難しいことなんて、何にもなかったんだ。
山方さんの写真は。

その画の中には、山方さんのオッ!がどっかに写ってる。
ウォーリーを探せ!のような感覚も味わえるかも。
でもそのウォーリーは山方さんしか知りえない、のだけど。
それを追跡して探してみるのもいいし、自分の中のオッ!を見つけるのも楽しい。
ま、画そのものを楽しむのも間違いじゃない。
そうなんです。
正しいとか、間違ってるとか、深い(何cm?)とか、浅い(何cm?)とかそんなことじゃなくて
おもろいか、おもんないか!だけなのです、って!

写真を、こんなに長いことながめて楽しめるなんて、なかなかなかったなぁ。

そんなわけで、私のイチオシ!写真展。
お約束どおり!明日まで!
ふはは。
もし行ける人は滑り込んでみてっ。
でも、おもんないやんか!て私に言われても私はおもろかったので
そこは自己責任でお願いします。

※今回の写真展の写真と、山方さんの迷宮トークを楽しめるインタビュー記事の載った
冊子が、こちらでちらっと見る事が出来ます。
そして、お気に召しましたら、通信販売も出来るそうなので良かったら。
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