アラブ・エクスプレス展

  25, 2012 23:00
先日、森美術館にアラブ・エクスプレス展を見に行ってきました。

クモがーギャー

六本木ヒルズのシンボルの下で友達と待ち合わせ。
付き合ってくれる友達が現れたので珍しく一人ではない!
そして、撮影可の展覧会だったので写真を撮ってもらいましたっ。

記念写真

今、アラブでは合成写真が流行しているとか。
それで、それを揶揄するようなアートとして、パネルたちが置かれていたので
一緒に撮ってみました。
なかなかお似合いですね。

注)アラブ・エクスプレス展は、アラブの現代アートの展覧会です。

こんな、ブラックユーモアに笑っているのもつかの間・・・
何年か前のここ森美術館で見た、アイウェイウェイ展でも感じた
あの小部屋の展示に、またもや持っていかれてしまいました。。

黒く湧き出るもの

噴水のように上がっているのは黒い液体。
石油でしょうか。
富の象徴、人間の欲望、そういったものが噴き出ているのです。
六本木の街を背景に・・・
この部屋に置かれているのが、とてつもなく痛い・・・
けれど、これ以上ない説得力を持った作品です。
ゾッとしました。

そして、解説を見ずにとある映像を見ていたら、多分30分以上経ってた。。
いろいろなシーンをつなぎ合わせた映像。
物語があるのかと、友達とずずずっと見入っていたのだけど意味が分からず
解説を見たら、エジプトのピラミッドが映されている
映画のシーンをつなぎ合わせたものでした。
ストーリーはなかったのです・・・あはは。
現代アートは解説を見なくては分らないものが多いですな。
それもまた、自分にない感覚を知ることができて、とても面白いのですが。

そしてもう一つ、とても心に突き刺さる作品がありました。

絵葉書のその後

絵葉書のラックに収まっているのは、かつて中東のパリといわれた美しい街
ベイルートで撮影されたお土産用の絵葉書の景色の、その後の姿です。
内戦で爆破された個所のネガを燃やし再び絵葉書にしたものです。
美しかった面影と、内戦の破壊が混在し、何とも胸が苦しくなる作品でした。

私たちの経験したことがない世界がそこにはありました。

最初の合成写真からは考えられない重みをもった展覧会でした。
私たちはびっくりすることに、3時間くらい見入っていました・・・
目を背けることのできない、アラブがそこにあったからです。
10月28日までやっています。
東京にいる方は、是非足をお運びください。
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